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転載元:https://human5.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1141214198/


93 : 素敵な旦那様 2006/03/15(水) 20:09:35

371 :大人の名無しさん :2006/02/03(金) 14:16:22 ID:EQu6nDmx

去年のはじめ主人がしんだ。大腸がんだった。
2人の娘を残して逝ってしまった。
腫瘍が見つかってからたったの半年しか生きられなかった。


まだ36歳。これからだって言うのに。

余命を告げられてからも元気な日は子供たちとたくさん外に出た。



働き虫で子供と接するのが苦手だった彼だが、
会社をやめてからはずっと子供と過ごしてくれた。
秋に北海道旅行もした。写真やビデオもたくさんとった。

しかし冬になって見る見る弱っていった。

入院を余儀なくされたが、病室のベッドで子供たちと絵を描いたり、
絵本を読んでやったり、プリキュアごっこをしてくれた。
子供たちはまだ幼稚園児だったが、
父親がしんでいくということに気づいていたようだ。

その証拠に「パパはもうすぐ天国に行くんでしょ?」
ってあどけなく言っていた。
「パパ痛い痛いの?○○がさすってあげる」
「パパの痛いのどうやったら飛んでいくのかなあ」

幼い手で父親のお腹なでながら
困った顔をしている娘たちをみて苦笑いしていた。

「パパ大好き。ずーっと大好き。天国に行ってもずーーっと大好きなんだから」
と突然子供たちに抱きつかれ、へらへら笑いながら泣いていた。
子供たちは幼稚園が終わるとすぐに病院に行って夜まですごした。


毎日毎日話をして楽しく過ごした。


意識が無くなる前彼は言った。


「ゴメンな。でも、子供がこんなに愛しいってこと気づけてうれしいんだ」
そう。

彼は幸せにしんでいった。


彼が幸せなら、遺された者も幸せ。


1年たってやっとなんとなくそんな風に思えるようになった。
94 : 素敵な旦那様 2006/03/15(水) 23:51:31
(´;д;)
95 : 素敵な旦那様 2006/03/16(木) 06:44:57
(T_T)<目から滝が・・・





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みんなの反応

  1. 1 渡る世間の名無しさん 2022/05/15 18:31 id:dRjYmdcU0
    改行で盛り上げるとウソ臭くなるので考えた方がいいかな
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