彼女と見ていた映画に登場人物がお菓子に名前を書いて自分が暮らすシェアハウスの冷蔵庫に入れるシーンがあった。
「冷蔵庫に入れる食べ物に名前書くなんて野蛮だよね」と言われたので、よく分からず
「いや、うちの実家では名前書いてたよ」と言うと「えっ！俺くんの家って野蛮なんだね！」
「普通、名前書いてなくても自分が買っていないものは食べないよ！」と言われた。

俺の実家では3、4連だったり、大容量のヨーグルトやプリン、ファミリーパックのお菓子やアイスなどは親が買い置きするので自由に食べて良かった。
100円前後の安いアイスやゼリーなどは同じものを親が人数分買ってくれるから、別に聞かなくても自由に食べることができた。
むしろ、いちいち「食べて良い？」と聞く方が怒られたと思う。
親が普段買ってこないようなものや高そうなものだったり、人数分ない食べ物などは贈答用だったり、誰かがもらってきたり、自分で買ったものの可能性があるから名前を書いてないからと言って勝手に食べない。
ただ、親が普段買ってくるものと同じだったりして
「自由にどうぞ」と他の家族に勘違いされそうな食べ物や飲み物にだけ自主的に名前を書くだけ。
それを彼女に説明したのだが彼女の家では冷蔵庫の食べ物は全部、親や祖父母の許可を取らないと何も飲み食いしてはいけなかったらしい。
そもそも全ての食べ物と飲み物の摂取に親の許可がいるからいちいち名前を書く必要がなかったのだという。
麦茶でさえ、「飲んで良いですか？」とお伺いを立てなければいけなかったという。
親や祖父母が誰もない時は「どうするの？」と聞いたら、そんな時は滅多にないけど水筒やペットボトルとその日の食べ物を用意してもらうのだという。
彼女に言わせれば子供に「ご自由にどうぞ」と好き勝手に飲み食いさせるのも、親に言われたからと言って好き勝手に飲み食いする子供も野蛮らしい。
そう言えばあいつ、育児漫画で子供が自分で作り置きのお茶、自分でコップに注いで飲んでいるシーンでも「親の許可とらずに飲んでる！」とキレてたな。
その漫画ではジュース飲む時は「ジュース飲みたい」と親にお伺い立ててたのに。
なんか、うまく言えないが価値観合わなくて別れた。

彼女が初めて俺のマンションに泊った時、彼女に先に風呂に入って貰った。
一緒に入ろうと誘われたけど、そんなに広い風呂でもないし、俺は風呂はひとりでゆっくり入りたい方なので。
彼女が出たあと俺が入ったんだが、風呂のフタを開けたら湯船になんかフワッとしたものが浮いている。
浮いてると言うか、水面に近いところをゆらゆらとクラゲみたいなイメージ。
大きいのは直径5cmぐらいで小さいのは3cmぐらいかな。そういうのが３つ。
なんだろうと思って手で掬ってみたら、トイレットペーパーの切れはしだった。
俺んちのトイレットペーパー、その時使ってたのが薄い水色の模様が入ってたので分かった。
俺、別にきれい好きってわけじゃないんだけどさ、ケツに紙付けたまま風呂に入ったのかよとか思ったらゲンナリして
しかも湯舟に浮いてるってことはケツも洗わずに浸かったってことじゃん。
更に言えば、人んちの風呂に入って出る時に湯舟のチェックもしないってことだろ？
俺ですら兄貴夫婦の家に遊びに行って風呂借りたら、変なもん浮いてないかちゃんとチェックしてから出るけど？
なんかもう何重にも彼女に幻滅して、その日は何もできんかった。で、別れた。
彼女には理由をしつこく聞かれたけど、そのままは言い難くて食べ方に幻滅したことにした。
元々食べ方があまりきれいでは無かったんだけど、まぁ許容範囲ではあったんだ。
でもその食べ方にアレがプラスされたら、もう何もかもがそう言う女に見えてしまった。

昨年、知人に紹介されて再婚に向けて付き合っていた男性がいた。
私は夫と死別、相手は離婚と言う関係で、お互い子供はおらず40代半ば。
デートは彼が私のマンションまで車で迎えに来てくれてドライブデートがデフォ。
彼は料理人で、私も料理は好きだったから、話題に困ることもなく会話は楽しかった。
3ヶ月ぐらい付き合って再婚してもいいかなと思い始めた頃に
彼が貰い事故で車を修理に出してるって言うから、じゃあたまには私の車で迎えに行くよって話に。
で、彼のマンションに迎えに行ってそのままドライブデートになったんだけど
その日は不機嫌そうであまり会話が続かなかった。
大事な車ぶつけられてショックなんだろうと最初は思ってたが、その日の夜で電話で
「君との再婚を真剣に考えているんだが、ひとつだけ条件がある」って。
何かと思ったら、車を変えろって。
私はシトロエンのコンパクトカーに乗っている。
若い頃からあの車のフォルムが好きで、初めて自分の車を買った時に
これから10年無事故無違反でいられたら、シトロエンを買おうって決めていた。
目標達成して、最初は中古で、そして2度目の車検で新車を買った。
私にとってはマンションより愛しい存在。
それを変えろってなんで？と思って聞いたら
「女が外車に乗るのって、回りから見たら生意気でしかない」んだって。
そう言われてつい、「回りじゃなくて、あなたが生意気だって思ってるんでしょ？」って言ったら
どうやら図星だったみたいで「とにかく認めない」って言われた。
その「とにかく認めない」って言われた時、言葉の前後にスマホから鼻息がフーフーフーフー聞こえてきて
なんか急に気持ち悪くなった。
「わかりました。認めてくださらなくて結構です。さよなら」と言って切った。
そのまま何もレスポンスもなかったくせに、10日ほど経ってからLINEがあって
「車のことはいいです。好きな車に乗っていいです。もう一度話をしませんか？」ってきた。
「何の話でしょうか？私はもうすっかり気持ちが冷めており、別れたと思っています」
と返信したら再びレスポンスがなくなって、翌々日に彼を紹介してくれた人から電話があって
「先方がちゃんと謝って、やり直したいって言ってるけどどうする？」って。
なので「もう気持ちがないんです。ないと言うか、もう会いたくないんです。断って下さい」って言って
ようやく本当に終わった。
本音を言うと、車がどうのこうのってことより、あの時スマホから聞こえてきた鼻息が
今も耳に残ってて、思いだすと胃のあたりがゾワゾワして無理。

キス以上をしたことない彼氏と熱海に旅行行ったら秘宝館に連れて行かれた時だなー
雰囲気よければその夜…って考えてたけど人を選ぶような施設に事前相談無しで連れて行ってにやにやした顔で「一回来てみたかったんだよね」って言われた瞬間にさーっと冷めた
元々おぼこなとこがあったから下ネタとかに嫌悪感あったし、そういうの彼氏は知ってたはずなのにそういうことされて気持ち悪くなっちゃって
その場で喧嘩して別れて自力で帰った
後腐れあると面倒だから彼氏の口座にその日泊まる予定だった宿代の半額を送金してメッセージ送ってブロック
口座送金にしたのは渡したもらってないの水掛け論になったらめんどくさそうだから証拠が残るようにと思って

週末競馬をやってた元カレ
人に誘われた初競馬でビギナーズラックをやってから習慣のように毎週やってたからもはや趣味
その時点で付き合う候補にもならないわって人もいると思うけど、結婚しようとかではなかったし、私のお金じゃないし特に干渉はせず
100万くらい当たったのかな？そうゆうはまり方した人間って取り返そうと思うのかななんかどんどん賭け方？がハデになって額が増えてた
家に入り浸ってたのも無意識な節約だったんだと思う
ご飯も洗濯も自動だし、片付けもないし
費用負担しろといったらちょっとくれたけど、催促を察すると「お金ない」と言ってたので追い出した
反省するかと思ったら、「必勝法を見つけた！」と言い出したのでコイツもうダメだわ
デート中勝手にしゃべってた必勝法は「確実な１位で2~3位を全組み合わせ買う」という謎なもの
馬券が当たれば勝ちなのか？
確実な１位とは？
「地方競馬はオッズが高い！」とか言い出すし、こっちはデートと思っておしゃれしてんのに「今日のG1が熱い」で騙されて、馬券買うのとテレビでレース観るために場外馬券売り場に連れていかれてタバコ臭くなった
それまではスマホから買ってたから連れていかれるなんて思わなかった
お気に入りの服がタバコ臭くなる前に別れるか、ぶちこ○してやればよかった、あるいは両方か…
というのが最大の後悔