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転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1030381228/

621 : Yの友人 02/09/04 22:19
これは私が体験した実話です。

 私が大学生だった頃、毎日つるんで遊びまわっていた
グループの中に非常に霊感の強いYという男がいました。

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みんなで飲み会をしているときなどでも「オイ、あそこ
に女の霊がいるぜ。」とか車で走っているときに
「このトンネルの先に墓地があるぜ。かなり霊がよってきてる」
などと「ネタじゃねーの!?」と思わせることを言うやつでした。
特に霊感もなく、金縛りにもあったことの無い私は、興味半分で
よくそいつに「体験談」や「今見えている霊」を聞いていました。

そんなある日のことです。
長い大学の夏休みも終わり、久しぶりに顔を合わせたYが
少し怪訝な顔をしながら私にこう聞くのです。
「N(私)お前、夏の間に水辺に行ってないか?・・・」と。
当時ブ/ラックバス釣りにはまっていた私はキャンプをかねて
S県のB湖に何度か行っており、その事を告げると
「やっぱりな、お前持って帰ってきてるよ。溺死した女の霊。
白いワンピース着てて、長い髪が濡/れてべったり張り付いてるから
多分水辺で亡くなった方だと思ったんだけどな・・・」
と私に事もなげに言うのです。驚きあわてた私は
「マジで?うそ?どうにかしろよ!」と怖さもあって、
やや切れ気味にYに言いました。Yは落ち着いた様子で
「大丈夫。そんなにきつい霊じゃないから。ただ他のを呼んだり
するとやばいからなー」と言い、私に「これ着けとけ」と水晶の
ブレスレットを渡しました。
私は素直につけ、「これで大丈夫なんだろうな?」と聞くと
「まあ、2〜3日だろうな」と答えました。


624 : Yの友人 02/09/04 22:25
その日から大学へ行くたびに「どうだ?まだいるか?」とYに
聞くこと5日目・・・「ああ、いなくなってるわ。」とこともなげ
に答えるYに対して大喜びの私。「お祝い、お祝い」と私の
おごりで飲みに行きました。その席でYは私に「一度霊が憑くと
癖になることがあるんだぜ。」などと私を脅すので、私はYに
お願いして水晶のブレスをお守りとして譲り受けました。


625 : Yの友人 02/09/04 22:27
そのことがあってから4年後、Yは投身ジサツをして亡くなりました。
現場、自宅ともに遺書のたぐいは何も無く家族、同僚ともに
Yが思いつめていた様子も無く、理由は全くわからないそうでした。
「お守りが形見になったな。」と思いながら大学時代のことを
考えながら家路につきました。
そして6年後。すっかりYのことや、霊が取り付いたことも
忘れていた私は同僚、後輩の強い誘いもあって、10年ぶりに
ブ/ラックバス釣りに行く事になりました。行き先はS県B湖・・・
久々とはいえ良くかよった場所だけに結構、大物が釣れ後輩が
「Nさん、記念写真!!」と大物を自慢げに持つ私を、使い捨て
カメラで撮影しました。


626 : Yの友人 02/09/04 22:30
久しぶりの釣りで大物を手にした私は、ご機嫌で家に帰り妻に
あれこれ話した後、激しい疲労感からか落ちるように眠りに
就きました。
次の朝、目を覚ました私は「何か変な夢をみたなあ。」
という記憶と抜けきらない疲労感を覚えたまま職場へと
向かいました。するとB湖で私の写真をとった後輩が
血相を変え近づいてくるのです。
「Nさん、昨日の写真を現像したんですけど、やばいんですよ!」
「何がやばいんだよ? 見せてみろよ」と私が手を出すと
後輩は震える手で写真の束を渡したのです。


627 : Yの友人 02/09/04 22:33
やや陽射しがきつかったので、逆光でうまく撮れていない写真が
何枚かあったのですが問題の一枚を見た瞬間、私はあまりの
恐ろしさに震えていたと思います。
ボートの上で座って魚を右手で持ち、ボートのふちを握っている
私の左手、その手首が湖から伸びた青白い手に握られているのです。
更に2枚目には、青白い手と濡/れた髪が張り付く頭が写って
いたのです。私はその瞬間、大学時代の事件を思い出して
「水晶のブレスを・・・」と考えたときに今朝の変な夢を
思い出しました。
夢の中で男が「また近づいただろう。また近づいただろう。」と
繰り返していて、だんだん遠ざかっていく夢だったのです。


628 : Yの友人 02/09/04 22:35
その男はYだったのです。なんともいえない寒気を感じた私は
早退し、家で机の引き出しから水晶のブレスを取り出し腕に
つけたのです。
恐怖を感じながら、すごすうちに妻が仕事から戻ってきました。
どうやら体調が悪いらしく、「頭が重いし、寒気がする」と
言い、早々に床に就きました。何とか寝ようと思い強めの酒を
ガブガブ飲んで酔っ払い、ベッドでうとうとして、また夢を
見ていました。「お前じゃない。お前じゃない。」とYが言って
いるのです。ふと目を覚まして「お前じゃないってどういうことだ」
と考えていると、妻が恐ろしい声でうなり始めたのです。


629 : Yの友人 02/09/04 22:37
明らかに何かにおびえている様子だったので、「オイ起きろよ!
オイ起きろってば!!」と必死で妻を起こしました。
目を覚ました妻が言ったことは、私を恐怖で凍らせました。
「全身びしょ濡/れの女が私を引っ張るのよ!!いくらもがいても
放さなくて!」そう言いながら怯えきっているのです。
その女性の霊は私にとり憑いてその後、妻に憑いていたのです。
私はあわてて水晶のブレスを妻の腕につけかえました。
その瞬間、なんと水晶のブレスがはじけ飛んだのです。
妻と二人で怯えつつも水晶を拾い集めました。
水晶のブレスはワイヤーが切れてその場に落ちたとかではなく、
約3m四方に飛び散っていたのです。


630 : Yの友人 02/09/04 22:38
怯えた妻を抱きかかえながら、二人で震えていたのですが
そのうち私はうとうとしていました。そしてまた夢を見ました。
夢の中でYは「身代わりだよ。身代わりだよ。」と
繰り返していました。
水晶のブレスが妻の代わりに霊の怨念?を受けたのでしょうか。
その後水晶を宝石屋に持って行きブレスにしてもらいました。
今でも私の左手首に常についています。
私は2度と水辺に近づかないことを誓いました。


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